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●ワーホリ体験記

2017年度
滞在先:トゥール/パリ
フランス語学習/日本食レストラン
体験者:Mr.Suzuki Ryoさん

他国の文化を学ぶ。それは異なる感覚に屈しながも、地面に張り巡らされたモザイク画の美しさを知ることでした。

私は趣味で美術鑑賞や映画、文学が好きで、その中でもフランスの美術、芸術に好みが傾倒していき、それが育まれた環境と文化に強く興味を持った事が切っ掛けでフランス語学習と実際にフランスを体験するために一年の渡航を決めました。

私は海外へ行った事が一回しか無く、ヨーロッパ圏は以ての外、18歳の時に専門学校の体験学習としてアメリカに数日しか行った事がありませんでした。その為、一人でワーキングホリデーの申請から語学学校の手配等、1から10までの事に対し無知だったので渡航のサポートをお願いしようと思い、専門の会社を探したところ佐藤さんのミルジョワ企画を見つけました。
佐藤さんからはワーキングホリデービザ申請書類の注意点や点検、翻訳をしてもらい、他にもホストファミリーとの接し方や良くある問題点等、滞在の基本からフランス人の性格や常識まで、フランスを良く知る佐藤さんだからこそのアドバイスをして頂き、物理的にも精神的にも非常に助けになったのをを覚えています。

第一の目的は語学学習でしたので、佐藤さんに勧めて頂いた語学学校の一つである、トゥールのトゥーレーヌ語学学院に通い、ホームステイをしながら通学する事に致しました。
やはり、何より大きな壁となるのがフランス語です。渡航前に勉強をして仏検四級を取得し初歩的な文法と単語は理解出来る、と自負していました。それなのに、いざ会話となる全く聞き取れず「今、何語で喋りましたか」とまず尋ねたくなるレベルでした。

私がその家に住み始めた際、ちょうど他の学生は居なかったので緊張したせいもあり口数が少なかったのですが、常に学生を受け入れている家族でしたので直ぐに同じ学校の生徒も次々と加わり会話も増え、毎日の夕食は笑顔が絶えない楽しいものになりました。またマダムが料理好きで社交的な明るい性格なため月に2回ほどは知らない方とディナーを通して交流を持ちました。
尚、フランス人の典型として良く語られるWおしゃべりW。集まった時は平均で2時間半?3時間、長い時は4時間にもなり、さすがに長い時間の食事に慣れていない学生はうな垂れてしまいます。しかしフランス人の性格を身を以て知り、通常の学生生活では接しない方と出会え、話せた事はまたとない貴重な時間でした。

ただ、家庭によって環境は大きく異なります。私の友人の中には、毎晩の食事がレトルトや冷凍食品等の簡易的なものであったり、マダムと気が合わなかったりする人も居ました。その友人達はまず周りの友達の生活環境を聞き、自分と他の人との環境が大きく違う事を確認して、学校に相談、引っ越しをしていました。なかなか決断が難しいですが、異変を感じたら即座に周囲へ相談して早めに解決した方が本人のために良いように思いました。

そのような面倒を考えると確かに一人暮らしの方が気を使わず楽かも知れません。しかし、家庭内の会話も練習になると同時に行事や街の催事を教えてもらえ、それへの参加で人と出会い話しをする機会も増えます。私はホームステイで諸外国の生徒と話すことでそれまで興味がなかった文化への理解や興味が湧きとても面白かったです。思わぬ人との出会いがこんなにも素敵な思い出として残り、思い出すたびに心を豊かにしてくるとは思っても見ませんでした。

トゥーレーヌ学院の下級クラスでは、個性的で愉快な先生方がフランス語を使う事が楽しくなるように明るい授業をしてくれるため、片言の言葉でも他の生徒と直ぐに仲良くなり易いと感じました。私もよく昼休みや放課後、休日を共にしながら日常会話の中でお互いに教えあったり会話途中で文法や単語を一緒に調べてたりと、友達と一緒になって真剣に学習に向き合ったことは忘れられない良い思い出になっています。

トゥールは気候も安定しており大きなロワール川が中心街の真横を流れ、自然を間近に感じながら落ち着いて勉強に取り組んだあと、思いっ切り息抜きするのにも適しています。自然の豊かさと人の生活が程良いバランスで保たれていてとても過ごし易い、私の一番好きな街になりました。

しかしフランスに行けば全て楽しくなる訳でもないのが事実です。渡航前に基本的な勉強が必要だと思います。何故なら基本の文法や単語を知っていなければ、フランス語で行われる授業に全くついて行けず、簡単な意思の疎通も出来なくて友達も作れないため予想以上に孤立したままの辛い状態が続いてしまう可能性があるとも感じたからです。
渡航前に佐藤さんが「フランスに行く前に可能な限り勉強を」と言ってくれたのが良く理解でき、渡航前から習得の意識を高めておくことが、フランスで学習するカギであるとつくづく思います。

これは余談ですが、私の在学中に元担任だった先生から聞いた話です。入学したばかりのフランス語がほぼ話せない日本人の女の子が、授業中に泣いて教室を飛び出しその後不登校になっている件もありました。フランス語の予備知識を付けてから行った私でもその子の気持ちが分かります。基本文法・単語、そして習得が難しい発音を事前に勉強していなかったら初めから嫌になっていたかも知れません。

トゥールで約半年を過ごした後、佐藤さんのご厚意によりある家族の所で夏の1ヶ月間、ホームステイと個人レッスンを受けると同時に家族のヴァカンスにも同行させて頂く事が出来ました。まず2週間ほどそちらの家族の家で滞在しながら私の希望とペースに合わせた個人レッスンを受け、学校で不明だった部分やフランス人が良く使う口頭表現を多く教えてもらったりしました。レッスン以外の時間もスーパーに行ったり近くの街に出掛けたりと多くの時間を一緒に過ごし、質問ばかりする自分に嫌な顔せず真剣に考えてくれて、暮らしの中で使う言葉を一つずつ覚えてゆく楽しくて優雅な生活でした。

その後、車で6時間掛けてオーヴェルニュ地方へ移動。山々の間でひっそりと息をしている美しい街をいくつも通り過ぎたり、広大で幻想的な自然の中での生活はまるで数々の絵画の中を旅しているような冒険気分に浸れ、車の窓からずっと外を眺めていても飽きなかった思い出があります。電車やバスだけでは辿り着けない場所に行けて、周りの友人たちからもフランス人からも羨ましく思われ、「これがあのヴァカンスか」と大満足した夏でした。フランスの仲の良い方々と協力してくれた佐藤さんならではの素敵な提案に感謝しています。

美しい緑が広がる山間の家でもレッスンを続けながら数日滞在し、次に南西トゥールーズの下に位置する田舎町に親族の結婚式に参加するため再度移動して、式の前日に披露宴の為の小さな貸ホールで、テーブル・椅子や料理を総出で準備したことも楽しい思い出の一つとなっています。

フランスで初対面の人に会うたびにW素敵な人たち“だなと思うのです。それは初めてでも家族のように接してくれ、自然な立ち振る舞いでいていつも愉快、そして他人を心から思いやれる人たち。謙遜や尊重の中からだけでは生まれない、温もりを感じる人間性が魅力だな、と羨ましい感情さえ覚えてしまいます。

なお当日は、シンプルな結婚式のあとに披露宴が始まり、昼前からハッキリとした進行が無いまま何となく始まりダラダラと永遠に話しながらそれぞれが勝手気ままに過ごして約12時間。さすがに飽きている人も多くみられましたが、それでも話し続けられるフランス人を前に脅威すら感じました。フランス映画-ヌーベルヴァーグ-怠惰感を思い出し、大いに納得してしまった一日でした。

以前からパリに住んでみたいと思っていたので、夏の間に友達やマダムに相談していたところ、パリに居るマダムの知人の部屋がちょうど空くとの事でしたので仲介してもらい運良くパリに引っ越すことができました。その際、部屋の管理人の方が「日本人なら悪い事はしないだろうし部屋も綺麗に使ってくれるから安心して貸せる」と言ってもらえ給料明細等の証明書が無くても快く貸してくれました。それに加えて、生活用品も全て揃えてくれるという優しい行為に驚き、申し訳ない気持ちさえあった程です。

この時は知人伝いの紹介であった事が貸してくれる大きな理由だと思いますが、フランスでは日本人への信用度が高いと感じます。また日本文化に対して興味を持っている人も予想以上に多く、コインランドリーや電車内で話し掛けられたりと交流・会話の切っ掛けとなった機会が何度もあり、大分特をすると思います。その為、自国の文化をより誇りに感じることが多くありますがその反面、政治について意見を求められたときなどは無知な為に返答できず、日本の現状への意識が足りないと反省すると同時に、日本の教育やメディアのあり方などを考える良い機会にもなりました。

日本でも当たり前のことだったのですが、やっと希望する部屋を見つけたとしても証明書や保証人無しで部屋を借りることは不可能です。それに気付いたとき、私は理想だけが先行してしまい現実的なことを忘れがちになっていたことを思い知らされました。
契約に関しても日本よりも厳しいことが多い上、よく言われるように店員の対応や言動が不適切な場合が多々ありました。不思議に思ったら別の従業員や別店舗に再度尋ねたり知人に相談して確認するなどの能動性がないといつのまにかトラブルに巻き込まれてしまう自己責任の国です。なんとも理不尽な話しですが、私は直ぐにそうしなかった為に手間や時間、お金を使ってしまい苦労したことで異国の文化の学んだようにも思います。

アパートに住み始めてから3週間後に日本食レストランでのアルバイトを見つけ、やっとパリでの「生活」を始めました。日本人のスタッフが7、8割を占めていたのでスタッフ間では日本語で話していましたが、お客さんとの簡単な会話はフランス語です。同僚のスタッフのに手取り足取り助けてもらいながら仕事に少しずつ慣れていきましたが、流暢に料理の説明が出来ない事や咄嗟の質問を聞き取り返答する能力がまだ身に付いていないと実感し、語力の至らなさを痛感して見直した経験になりました。そして、自立した生活を通して国民の視点から現実を直視でき、憧れていたパリの本当に魅力的な点も観光では分からない社会的問題点も目の当たりにした良い経験ができました。

帰国前に可能な限り友人たちや知り合いに会い別れの挨拶をして回ったのですが、その時、みんなが別れを惜しみ目に涙を浮かべてくれたことが深く心に響きました。その結局私が一年間の渡航で得たもの何だったのか。それは語力でも文化の知識では無く、一緒にあの時を共にした大切な人たちだと自信を持って言えます。そして、その人達にもっと自分の考えや思いをきちんと伝えたいという気持ちが起こり、向上心と励みになりました。反省しなければいけない事も多かったですが、いつ思い出しても色褪せない素敵な思い出をくれた人たちに心から感謝しています。

新! 大人材をご紹介
パリ1区の一等地の高級ホテルでレセプションとして働く

ご相談のメールを拝見したのは2018年の冬。
それからカウンセリングをさせていただき、ご希望を聞き、弊社と一緒にやることに。
しかしながら 実は安田さんは在日韓国人。 日本で生まれ育った彼女にとってはどこからみても日本人。今どきの日本人よりずっと日本人らしい。(言葉遣い、挨拶、態度 などなど)
それでもワーホリビザ申請は韓国でしなくてはいけない。その大変さといったら筆舌に尽くしがたいものがあった。代表ブログでもご紹介してますのでご興味があればお読み下さい。未だに在日の方々がいろんな意味で差別を受けている、、、選挙権もない、ヴィザも生まれてもいない 育ってもいない 住んでもいない韓国へ行かなくてはいけない、もちろん法的に日本人として手続きをすれば日本での申請も選挙権は得られるが、、、やはりそこは簡単にはいかないもの。。。ご両親は韓国の方。 沢山の、本当に沢山の困難にぶつかりながら それでも諦めることなく、フランスへの夢を持ち続けた。 続きを読む⇒

大人材 ご紹介!
パリのショコラティエの売り子さんとして労働ビザ取得

「2013年3月からパリのショコラティエの売り子さんとして2014年3月まで働いていた小野田さん」
ミルジョワ企画 代表:佐藤 が感心した、いまどき珍しい 礼儀正しく、誠実で、控えめ それでいて頑張り屋さんの大・人材をご紹介!
弊社に登録後、 続きを読む⇒

フランスWHビザで働く際の注意事項
〜弊社が紹介する仕事先について〜
ご存知の通り、WHビザは期限付きのビザです。入国から出国まで1年以内。ということはどんなに最長で働けたとしても就労も1年以内となります。1年も働かない社員に5週間の有給休暇があるはずがありません。
そんな奇特な会社経営者はおりません。そして 仕事もままならないうちに自分のお休みはいつか聞くことも常識人ならいたしません。ましてや有給休暇があるかどうかなど論外です。聞く人いるの?と思いますよね。
(フランスは雇用主より雇用される側がかなり護られいてる国。もちろんお休みはあります。)
確かに聞いていけないことではないです。でも 聞くことでもありません。そういう所でその人の人間性がでてしまいます。

要は異国の地でどれだけ雇用主から認められるか、です。お給料もお休みもきちんとするのがフランスの国の法律です。だからといって 規則通り法律通りの働き方をするか、時にはそれを度外視し感謝の心で働くか、フランスは日本以上にそういうところがその先の滞在に影響する国です。日本人よりずっとずっと人間臭いのがフランス人です。

要は “フランス語もままならない自分を、VISAの関係で長く働けない自分を雇って頂き感謝します”
という心があるかどうかです。感謝の心を失うと勘違いが始まります。Attention !!


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