フランス、特に都市(パリ・ニース・マルセイユ等)のアパルトマン事情は昨今大変厳しくなってきています。
まず、特にパリは中々いい物件に出会えません。(人間的なつながりが強いフランスは自分が出る際は必ず知り合いに声をかけます。そうなれば日本からの突発的なお客さんがいい物件に出会る可能性はほぼ皆無です)
もちろん1ヶ月1500ユーロくらいのお家賃を支払える方は別です。例えば日本企業からの派遣の方ですとか・・・ですがワーホリで1年フランスに滞在するのに1ヶ月の家賃を1500ユーロも使える方はほとんどおりません。皆さんのご希望は700ユーロ前後が大多数です。この700ユーロ前後が一番難しいのです。 その上日本の青年は日本で治安の良さと質のよい暮らしを低価格で保証されているために、フランスの不便で治安の良くない場所での生活は受け入れにくい話です。またMJPとしましても特に若い女性にはそういう危険な場所のアパルトマンをご紹介する事は絶対に避けなければなりません。となれば自然に家賃のお安いところは選択肢から外れ、最低700ユーロくらいは致します。(それでも中にはトイレが共同だったりという日本では考えられない条件もあります)一見、良さそうな所でお値段もリーズナブルといったところには必ず落とし穴があり、暮らしてみたら外の騒音や住人の騒音で眠れない。とか、、、水回りが全く機能してないとか、安い物件には必ず何か理由があるのであまり価格が安いところは提供できません。
またワーホリの方は殆どの方が就労先を決めてこられていないため、不動産屋さんはこのワーホリビザで来仏されているかたを敬遠します。働く所が決まってないワーホリビザの方は必ずと言っていいほど契約後、支払いが続かなくなり数ヶ月で契約放棄し帰国されてしまうからです。それは当然といえば当然で、敷金やら礼金やら、、、はたまた光熱費やらと家賃外にかかるお金も馬鹿にならず、仕事がない方にとってはかなりの出費となるので払いきれなくなるのだと思います。数ヶ月後には仕事が見つかれば・・・と思って借りられるのでしょうが、そんなに簡単にまとまったお給料をきちんといただけるところを数ヶ月で見つけることは至難の業です。(お仕事を選ばなければもちろん色んな仕事がありますが、、、お勧めできない仕事も多々です)
MJPはワーホリビザ取得者でお仕事を斡旋し就労先を決めた方はもちろんの事、語学力の問題で就労は出来なくてもきちんと支払い能力のある方であればアパルトマンを貸していただけるように現地の不動産やさんとコネクションを持ち紹介をするサービスを行っております。(もちろん日本で面接させていただきますし、MJP登録者に限ります。)またいい物件が空いた場合は優先的にお知らせいただけるようになっております。
今はインターネットが発達し、色々な情報が氾濫するなか、間違った情報も多々見受けられます。
ワーホリビザを持ってる方を狙った悪質な業者もありますし、簡単にパリなら仕事が見つかるといった情報もありますが、簡単にお仕事を見つけられるのが本当なら何故あれだけ高い失業率がいつまでもフランスは改善されないのでしょうか?外国人(特に言葉もできない日本人)に容易にお給料をきちんと支払うほどフランスは甘い国ではありません。どうか謝った情報に惑わされず折角取得したビザを無駄にしない滞在となりますよう事前にご相談下さい。
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