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●ワーホリ体験記

2017年度
滞在先:パリ
パン屋16区
体験者:Melle N. Sさん

新しい事を始めてみよう!と以前から興味のあったフランス語を始め、細々と勉強を続けていましたが、それはあまりにも自分の現実・生活とかけ離れたものでした。その中で、フランス語を使ってフランスで生活してみたい、という思いが募り、ちょうど29歳だった私はワーキングホリデーという制度を知りました。もし働けるなら、こんなチャンスは無い!と無謀な事と知りながら、佐藤様に問い合わせをしたのでした。
ビザ申請の際には何度も丁寧に書類チェックをして下さり、不安だった心を勇気づけていただきました。またパン屋さんの販売職をご紹介下さった時には、仕事を通してフランスの文化・日常に触れられる!と大変嬉しい思いでした。

渡仏1週間後に仕事が始まり、いざ店頭に立つと、言いたい事も聞きたい事も口からすぐ出て来ず、仕事を覚える事・指示を聞く事に精一杯でした。
最初、特に難しかった事は予約の受付でした。注文内容、日付、名前、連絡先と聞く項目はシンプルですが、名前の綴り、電話番号を聞くのに苦労しました。またケーキやパンについて細かい質問や注文が来る時があり、知らない言葉も出てきて戸惑いました。お客さんからの質問を間違って理解した上に、回答に時間を要し、お客さんが怒って帰ってしまった事があり、その時には申し訳ない気持ちと自分の力の無さに落ち込みました。販売員の仕事はお店の顔であることも改めて実感した時でした。
販売員の子たちとの関係が上手く築けず、辛い時もありましたが、フランス語が十分に話せない代わりに「いつも笑顔で接客!」と心に決めて取り組みました。すると不思議と常連さんから話しかけてくれ、道で会った時も挨拶してくれるようになり段々と仕事が楽しくなっていきました。
販売員は、お客さんの好みの焼き加減のパンを選びます。最初は私の選ぶパンでは満足せず、必ず自らチェックするお客さんがいたのですが、店頭で会うたびに少しずつ心を開き信頼してくれ、他の販売員がいても私に任せてくれるようになった時は本当に嬉しかったです。
仕事場の人たち、お客さんの生きたフランス語は今まで勉強してきたものと全く異なり、とても新鮮でした。分からない単語は家に帰って調べるのが日課になっていました。またノエルやガレットデロワの時期は大変忙しかったですが、フランスらしい雰囲気を味わうことができました。このような環境に居られたことは本当に贅沢だったと思います。

生活の面では、初めてのことだらけで心配事が多くありましたが、ご紹介いただいたお部屋で渡仏後すぐ生活を始められたので幾らか不安が抑えられました。お部屋も地区もすごく好きになり、帰国まで住まわせていただきました。休みの日には公園でピクニックをしたり、美術館に展覧会を見に行ったりしました。パリの街をゆっくり歩く時間が一番好きでした。数回ですが地方都市へ小旅行することもできました。

この滞在を通して、日本とフランスの文化の違いを発見でき、また多くの人たちとの出会いをいただきました。観光での滞在では経験することができない事ばかりで、素敵な1年となりました。
佐藤様には大変ご迷惑をお掛けしました。それでも、いつも励ましのお言葉やアドバイスを下さったこと、感謝しております。本当にありがとうございました。

新! 大人材をご紹介
パリ1区の一等地の高級ホテルでレセプションとして働く

ご相談のメールを拝見したのは2018年の冬。
それからカウンセリングをさせていただき、ご希望を聞き、弊社と一緒にやることに。
しかしながら 実は安田さんは在日韓国人。 日本で生まれ育った彼女にとってはどこからみても日本人。今どきの日本人よりずっと日本人らしい。(言葉遣い、挨拶、態度 などなど)
それでもワーホリビザ申請は韓国でしなくてはいけない。その大変さといったら筆舌に尽くしがたいものがあった。代表ブログでもご紹介してますのでご興味があればお読み下さい。未だに在日の方々がいろんな意味で差別を受けている、、、選挙権もない、ヴィザも生まれてもいない 育ってもいない 住んでもいない韓国へ行かなくてはいけない、もちろん法的に日本人として手続きをすれば日本での申請も選挙権は得られるが、、、やはりそこは簡単にはいかないもの。。。ご両親は韓国の方。 沢山の、本当に沢山の困難にぶつかりながら それでも諦めることなく、フランスへの夢を持ち続けた。 続きを読む⇒

大人材 ご紹介!
パリのショコラティエの売り子さんとして労働ビザ取得

「2013年3月からパリのショコラティエの売り子さんとして2014年3月まで働いていた小野田さん」
ミルジョワ企画 代表:佐藤 が感心した、いまどき珍しい 礼儀正しく、誠実で、控えめ それでいて頑張り屋さんの大・人材をご紹介!
弊社に登録後、 続きを読む⇒

フランスWHビザで働く際の注意事項
〜弊社が紹介する仕事先について〜
ご存知の通り、WHビザは期限付きのビザです。入国から出国まで1年以内。ということはどんなに最長で働けたとしても就労も1年以内となります。1年も働かない社員に5週間の有給休暇があるはずがありません。
そんな奇特な会社経営者はおりません。そして 仕事もままならないうちに自分のお休みはいつか聞くことも常識人ならいたしません。ましてや有給休暇があるかどうかなど論外です。聞く人いるの?と思いますよね。
(フランスは雇用主より雇用される側がかなり護られいてる国。もちろんお休みはあります。)
確かに聞いていけないことではないです。でも 聞くことでもありません。そういう所でその人の人間性がでてしまいます。

要は異国の地でどれだけ雇用主から認められるか、です。お給料もお休みもきちんとするのがフランスの国の法律です。だからといって 規則通り法律通りの働き方をするか、時にはそれを度外視し感謝の心で働くか、フランスは日本以上にそういうところがその先の滞在に影響する国です。日本人よりずっとずっと人間臭いのがフランス人です。

要は “フランス語もままならない自分を、VISAの関係で長く働けない自分を雇って頂き感謝します”
という心があるかどうかです。感謝の心を失うと勘違いが始まります。Attention !!


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