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●ワーホリ体験記

2013年度
滞在先:パリ
仕事:サービス業(ショコラ販売)
体験者:小野田奈央さん

 兼ねてからの夢だったフランスでの生活。全てに恵まれ、ワーキングホリデーという機会を十分に満喫する事ができました。
 こんなに素晴らしい一年を過ごせたのも、佐藤さんの手厚いサポート、両親の理解・協力、友人や知人の手助けのお陰です。
 出発前は期待と不安が入り交じり、心配事もあったのですが、実際に暮らしてみて益々フランスに魅了されました。

 ワーキングホリデーの夢を実現するにあたって、とても重要なのは、資金・語学力・住居・就労等の事前の入念な準備だと実感しました。
 佐藤さんにはビザ申請時の御指導をはじめ、多大な協力をして頂きました。特に、渡仏前の時点でホームステイ先、就労先を確定して頂けたのは大変有り難い事で、お陰様でフランスでの生活をスムーズに開始する事ができました。事前に住む所や勤務場所の様子が分かるのは、両親の安心感にも繋がりました。
 語学に関して、私の場合はアンスティチュ・フランセに二年半通い、自宅ではNHKラジオ講座で仏語の勉強をしていました。その為、渡仏後は語学学校へ通わず、入国日翌日から働き始める事ができました。

 渡仏にあたって、私には実践したい事が三つありました。
 一つ目は接客業に携わる事。フランスの人々とコミュニケーションを取り、フランスの文化や日常生活を学びたかったからです。
 佐藤さんの紹介で、私はパリのショコラトリーで販売員として働きました。シェフとその御家族、同僚は優しく親切にして下さり、とても良い環境で、楽しくお仕事ができました。常連のお客様にも親しくして頂き、会話を楽しめるのは嬉しい事でした。
 また、ショコラトリーを通してフランスの年間行事や習慣を学び、フランス人とショコラの密接な関わりを目の当たりにしました。お店の場所柄、フランス人だけでなく、様々な国の観光客の方と接する事ができたのも良い経験です。
 二つ目は様々な芸術に触れる事です。私は美術が好きなので、芸術品や美しい物を見て感性を磨き、自分の作品制作に繋がるインスピレーションを得たいと思っていました。
 滞在中は美術館や展示会、演劇等、色々鑑賞する機会がありました。美術品や歴史的建築物だけでなく、街並や自然風景など、日常の中にも美を感じるものが多々ありました。
 パリ市内にも美術館は沢山ありますが、とりわけ私の好きな画家である藤田嗣治の作品を求めて、地方都市へも足を運びました。ランスのノートルダム・ド・ラ・ペ礼拝堂とヴィリエ・ル・バクルのアトリエが印象深く、その空間では彼の魂が感じられ、とても感動的でした。
 三つ目は制作活動です。様々な芸術に触れ、イメージを貯えた後はイラストレーションの制作をしたいと思っていました。
 休日などの限られた時間の中で、僅かでも作品制作が出来たのは良い収穫となりました。もっと作品数が増やせたら、いつかパリで個展を開いてみたいと思いました。
 また、滞在中に思い立った事として、子供達と絵を描くアトリエのボランティアにも参加しました。幼い子とフランス語で会話をするのは苦労しましたが、絵を通してコミュニケーションを取り、物作りの楽しさを共有できたのは嬉しい事でした。

 ここでは語り尽くせない程、貴重な体験を沢山しました。以前旅行で見ていたのはフランスのほんの一面に過ぎず、実際に暮らして、真の文化理解ができたと思います。
 この滞在ではフランスの様々な面を発見すると同時に、日本を離れて、日本の魅力や日本人としてのアイデンティティを再認識できました。
 一年を通して、やっとフランスの全体が見えてきた気がします。とても充実していましたが、あっという間であまりにも短く、行きたい場所や探求したい事がまだまだありました。

 長い準備を経て実現できた夢。この一年は私を大きく成長させてくれました。嬉しい事や辛い事、全ての経験を通して精神的に強くなり、視野が広がりました。
 そして何より、人との繋がりの大切さを改めて実感しました。周囲の人に恵まれていたからこそ、一生の思い出となる素晴らしい一年を過ごす事ができました。
 この滞在を経て興味が広がり、深めたい知識や挑戦したい事が増えました。これからの人生、この経験を活かして強い意志を持ち、努力を惜しまずに次の目標へ向かって行きたいと思います。

新! 大人材をご紹介
パリ1区の一等地の高級ホテルでレセプションとして働く

ご相談のメールを拝見したのは2018年の冬。
それからカウンセリングをさせていただき、ご希望を聞き、弊社と一緒にやることに。
しかしながら 実は安田さんは在日韓国人。 日本で生まれ育った彼女にとってはどこからみても日本人。今どきの日本人よりずっと日本人らしい。(言葉遣い、挨拶、態度 などなど)
それでもワーホリビザ申請は韓国でしなくてはいけない。その大変さといったら筆舌に尽くしがたいものがあった。代表ブログでもご紹介してますのでご興味があればお読み下さい。未だに在日の方々がいろんな意味で差別を受けている、、、選挙権もない、ヴィザも生まれてもいない 育ってもいない 住んでもいない韓国へ行かなくてはいけない、もちろん法的に日本人として手続きをすれば日本での申請も選挙権は得られるが、、、やはりそこは簡単にはいかないもの。。。ご両親は韓国の方。 沢山の、本当に沢山の困難にぶつかりながら それでも諦めることなく、フランスへの夢を持ち続けた。 続きを読む⇒

大人材 ご紹介!
パリのショコラティエの売り子さんとして労働ビザ取得

「2013年3月からパリのショコラティエの売り子さんとして2014年3月まで働いていた小野田さん」
ミルジョワ企画 代表:佐藤 が感心した、いまどき珍しい 礼儀正しく、誠実で、控えめ それでいて頑張り屋さんの大・人材をご紹介!
弊社に登録後、 続きを読む⇒

フランスWHビザで働く際の注意事項
〜弊社が紹介する仕事先について〜
ご存知の通り、WHビザは期限付きのビザです。入国から出国まで1年以内。ということはどんなに最長で働けたとしても就労も1年以内となります。1年も働かない社員に5週間の有給休暇があるはずがありません。
そんな奇特な会社経営者はおりません。そして 仕事もままならないうちに自分のお休みはいつか聞くことも常識人ならいたしません。ましてや有給休暇があるかどうかなど論外です。聞く人いるの?と思いますよね。
(フランスは雇用主より雇用される側がかなり護られいてる国。もちろんお休みはあります。)
確かに聞いていけないことではないです。でも 聞くことでもありません。そういう所でその人の人間性がでてしまいます。

要は異国の地でどれだけ雇用主から認められるか、です。お給料もお休みもきちんとするのがフランスの国の法律です。だからといって 規則通り法律通りの働き方をするか、時にはそれを度外視し感謝の心で働くか、フランスは日本以上にそういうところがその先の滞在に影響する国です。日本人よりずっとずっと人間臭いのがフランス人です。

要は “フランス語もままならない自分を、VISAの関係で長く働けない自分を雇って頂き感謝します”
という心があるかどうかです。感謝の心を失うと勘違いが始まります。Attention !!


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