●ワーホリ体験記
滞在先:ヴィッシー、パリ
体験者:西山和世さん
「幼き頃からフランスに憧れ、そして花が大好きで、いつかはフランスに留学したいと漠然と思う毎日でした。留学前に一度だけフランス旅行に行きました。一週間ほどの滞在でしたが短期で花の学校に4日間ほど通いました。もちろんフランス語は全く分からない状態でのレッスン。この4日間で得たことはほんのわずかでしたが、私の心に更なる感動と興味が湧きだし、本格的に留学したいと気持ちが固まりました。そして日本に帰り、ある方から佐藤さんを紹介して頂き、留学に関する手続きをメールや電話で相談し、現在に至ります。短期旅行の時にやはり語学勉強をしっかりしておくべきだったと後悔したため、まず語学勉強を中心に頑張ってみようと決意。
そして佐藤さんにプランをたてて頂き、最初に降り立った地がヴィッシーでした。そんなに大きな街ではありませんが、空気が綺麗で、街の人たちも温かく近くに大きな河がゆったりと流れており、緑も沢山、ほんとに落ち着いて勉強出来る環境を紹介してくださいました。環境にもすぐに慣れ、お気に入りの街となりました。毎日学校に通う中、いつも通る道に素敵な可愛いお花屋さんがあり、心は徐々にそっちに傾き、「こんな素敵なお花屋さんで研修してみたい!」と思ってました。1ヶ月経った頃でしょうか。まだまだ会話も出来ない私でしたが、勇気を出して飛び込みました。片言のフランス語でメモした紙を必死で読んで気持ちを伝えました(笑) その花屋のマダムは快く受け入れてくださり、一週間に一回(二時間~三時間)研修させて頂きました。
花や葉の使い方、アレンジの仕方など初めて目にする事も沢山ありホントに勉強になりました。こうして、語学学校と花屋での研修をスタートする事が出来ました。6ヶ月間ヴィッシーで過ごした後、パリに行きました。パリでも語学学校と花屋での研修を両立する事が出来、毎日充実した日々が過ごせました。
私が研修させて頂いたお店は、16区にある高級感溢れる素敵なお店です。ブーケの大きさ、アレンジのダイナミックさに驚きと感動!ショーウインドーのディスプレイも素晴らしい。花の形、色、その花に合う器選びに至るまで、学ぶ事が沢山ありました。こうしてパリでも6ヶ月過ごしました。その後、帰国するかどうか迷った末、本格的に花の学校に通ってみようと思い、現在は帰国を延長してアンジェの隣町にある、花の学校に通ってます。実際、現場を体験してみて、やはり基礎は大切ではないかと思いました。この学校でフランスの花屋さんの基礎を勉強中です。知れば知るほどフランスの奥深さ、デザインの素晴らしさに感動の毎日です。」
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